観世アーカイブ
観世アーカイブについて
ネット公開
「観世アーカイブ」は、観世文庫が所蔵する能楽関係文献資料をインターネット上で検索・閲覧できるデジタル・アーカイブです。
観阿弥、世阿弥によってうちたてられた能楽は、将軍家をはじめとするパトロンや観客に支えられながら、多くの能役者たちによって、現在まで継承され、発展してきました。その中核を担ったのが、観阿弥を流祖とし、世阿弥を第二祖とする観世家の人びと、つまり歴代の観世大夫でした。
観世大夫たちは、世阿弥の直筆本をはじめとするテクストを守り伝える一方、時代とわたり合い、未来に心を馳せながら自らもテクストを残し、面・装束などとともに膨大な観世家のアーカイブを形成してきました。このたび、当代二十六世観世清和氏の協力のもと、科研費による調査プロジェクトが実施され、今ここにアーカイブの全貌がウェブ上の公開という形で世界にひらかれました。
観阿弥、世阿弥によってうちたてられた能楽は、将軍家をはじめとするパトロンや観客に支えられながら、多くの能役者たちによって、現在まで継承され、発展してきました。その中核を担ったのが、観阿弥を流祖とし、世阿弥を第二祖とする観世家の人びと、つまり歴代の観世大夫でした。
観世大夫たちは、世阿弥の直筆本をはじめとするテクストを守り伝える一方、時代とわたり合い、未来に心を馳せながら自らもテクストを残し、面・装束などとともに膨大な観世家のアーカイブを形成してきました。このたび、当代二十六世観世清和氏の協力のもと、科研費による調査プロジェクトが実施され、今ここにアーカイブの全貌がウェブ上の公開という形で世界にひらかれました。
これを機会に、広く一般の方々にも、財団法人観世文庫の存在を知っていただき、世界遺産としてのさらなる能楽の発展を願っております。
データベース利用について
利用法は次のとおり。
(1)書誌のキーワード検索から関連資料リストを表示する。
(2)リスト上で選択した資料ごとに書誌詳細、あるいは写真画像を閲覧する。
画像はウェブブラウザ上で動くソフトウェア(KmView)を通じて閲覧する。
ブラウザにFlash Playerプラグインがインストールされている必要がある。
資料は画面上での閲覧に限って提供されており、画像のコピー、印刷はできない。
なお、利用にあたって、以下の点に留意されたい。
●書誌情報には空欄や不統一な点など形式・内容上の不備が残っているほか、誤りも含まれるかと思
われる。現在も継続している書誌調査の進行にあわせ、漸次修正・拡充する予定である。
われる。現在も継続している書誌調査の進行にあわせ、漸次修正・拡充する予定である。
●観世文庫所蔵資料の一部については、すでに表章氏を中心とした法政大学能楽研究所による書誌調
査がおこなわれ、その成果が「観世宗家所蔵文書目録(付解題)」(『観世』1972年4月号〜1977年
2月号)にまとめられている。
これに収録された資料の書誌情報は、本データベースでも全面的に参考にさせていただいた。
ここに感謝の意を表したい。
査がおこなわれ、その成果が「観世宗家所蔵文書目録(付解題)」(『観世』1972年4月号〜1977年
2月号)にまとめられている。
これに収録された資料の書誌情報は、本データベースでも全面的に参考にさせていただいた。
ここに感謝の意を表したい。
●資料は(財)観世文庫所有資料のものと、観世宗家所有の寄託資料に分かれる。
宗家所有資料については、流儀運営の観点から写真画像公開を控える場合がある。
現時点で画像公開を控えている資料についても、今後一つ一つ検討し、可能な限り漸次公開して行
く予定である。
また、近代公刊の謡本や一般書物など、本アーカイブ独自の資料価値が低いと判断されたものにつ
いては、はじめから写真撮影をしていないため、対応する画像がない。
宗家所有資料については、流儀運営の観点から写真画像公開を控える場合がある。
現時点で画像公開を控えている資料についても、今後一つ一つ検討し、可能な限り漸次公開して行
く予定である。
また、近代公刊の謡本や一般書物など、本アーカイブ独自の資料価値が低いと判断されたものにつ
いては、はじめから写真撮影をしていないため、対応する画像がない。
■画像の利用について
●画像の著作権は(財)観世文庫・観世宗家に属す。利用する際には著作権法を遵守のこと。
●本データベースの利用は、研究、教育又は学習を目的とした非営利の場合に限る。
成果発表の際には、本データベースを利用した旨明記のこと。
成果発表の際には、本データベースを利用した旨明記のこと。
●本データベースの内容について、無断転載、内容変更及び再配布等を禁止する。
●掲載、展示、放送など、画像データの転載利用を希望する場合は、(財)観世文庫にあらかじめ申
請し、許可を得ること。
連絡先:kanzebunko[at]kanze.net(アドレス中[at]は@に置き換えてください。)
請し、許可を得ること。
連絡先:kanzebunko[at]kanze.net(アドレス中[at]は@に置き換えてください。)
●トップページへのリンクは自由。
(ただし、営利目的及び公序良俗に反するページからのリンクを除く)。
(ただし、営利目的及び公序良俗に反するページからのリンクを除く)。
■データベース作成者
監修:松岡心平
編集:横山太郎、高橋悠介
書誌調査及び解題執筆(五十音順):
青柳有利子、天野文雄、伊海孝充、磯田道史、井戸美里、井上愛、江口文恵、恵阪悟、小川剛生、
落合博志、小林健二、佐藤和道、高桑いづみ、高橋悠介、竹本幹夫、中尾薫、長田あかね、
中司由起子、橋場夕佳、橋本朝生、姫野敦子、松岡心平、宮本圭造、柳瀬千穂、山中玲子、
横山太郎 (以上26名。2006年以降の調査参加者)
青柳有利子、天野文雄、伊海孝充、磯田道史、井戸美里、井上愛、江口文恵、恵阪悟、小川剛生、
落合博志、小林健二、佐藤和道、高桑いづみ、高橋悠介、竹本幹夫、中尾薫、長田あかね、
中司由起子、橋場夕佳、橋本朝生、姫野敦子、松岡心平、宮本圭造、柳瀬千穂、山中玲子、
横山太郎 (以上26名。2006年以降の調査参加者)
■データベース公開協力
吉田幸苗(東京大学情報基盤センター)
■制作協力
写真撮影及び画像データ処理:株式会社国際マイクロ写真工業社
データベース制作:株式会社リッテル
■著作権
データベース全体の著作権者は、科研費執行機関である東京大学大学院総合文化研究科・教養学部駒
場博物館である。
各画像データの著作権者は、(財)観世文庫である。
場博物館である。
各画像データの著作権者は、(財)観世文庫である。
(最終更新日:2009年10月8日。文責:横山太郎)
観世大夫家略系譜
観世大夫家略系譜 (2009-11-30 ・ 681KB) |